白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

死ぬまでに知っておきたい日本美術

※紙媒体と電子書籍Kindle版があります。ご購入される際には十分ご注意下さい。

www.kinokuniya.co.jp

 

出版社内容情報

目利きが伝える、大人のための日本美術入門!


【推薦】
こんなに自由で幅広で、しかも独自目線の漲(みなぎ)っている日本美術ガイドに触れたことがない!
──片山杜秀氏(政治学者、音楽評論家)


【内容】
「西洋美術と比べて、日本美術には馴染みがない」。
そう感じている日本人は少なくないだろう。
しかし、絵画、掛軸、彫刻、陶芸、漆芸など日本美術の深遠な世界を知らずして一生を終えるのは実にもったいない。
本書は世界的オークション会社クリスティーズの日本支社長である著者が、豊富な体験エピソードを交え、豪華絢爛な屏風から知る人ぞ知る現代美術まで、日本美術の真髄を紹介する。
知識をたっぷり吸収したら、本書を携え、美術館・博物館めぐりに出かけてみよう。
美意識が磨かれる、大人のための日本美術入門。


【目次】
はじめに
第一章 日本美術とは何か
第二章 日本美術の妙なる仕掛け
第三章 私が選ぶ一〇人のアーティスト
第四章 日本美術の死角 過小評価の作品たち
第五章 死ぬまでに見ておきたい日本美術一〇〇選
おわりに


【おもな内容】
◎誰が・どこでつくったかという視点
◎舶来文化と「日本の美」の関わり
◎日本人に愛されることで日本美術品となった異国の工芸品
◎西洋の審美眼により「発見」された日本美術
◎「道具」が和の美を醸成させた
◎骨董品と古美術品は違うのか?
◎日本美術「再発見」のキーパーソン1 近代化・国際化を成し遂げた岡倉天心
◎日本美術「再発見」のキーパーソン2 日常の生活道具に美を見出した柳宗悦
◎「割れた茶碗」なのに、なぜ高いのか?
◎日本美術は世界に通用する本物の教養
◎現代に生きる新工芸系アーティストたち
◎「怖さ」を帯びた大正時代の美人画
◎百五十メートルの移動のために一万キロを旅した《洛中洛外図》


【著者プロフィール】
山口 桂(やまぐち かつら)
一九六三年東京都生まれ。
クリスティーズジャパン代表取締役社長。
国際浮世絵学会常任理事、公益財団法人アダチ伝統木版画技術保存財団理事。
九二年クリスティーズに入社し、日本・東洋美術のスペシャリストとして活動。
一九年間NY等で海外勤務をし、伝運慶の仏像のセール(〇八年)、藤田美術館コレクションセール(一七年)、伊藤若冲作品で有名なプライス・コレクションの出光美術館へのプライベートセール(一九年)など多くの実績を残す。
著書に『美意識の値段』(集英社新書)など。

内容説明

「西洋美術と比べて、日本美術には馴染みがない」。そう感じている日本人は少なくないだろう。しかし、絵画、掛軸、彫刻、陶芸、漆芸など日本美術の深遠な世界を知らずして一生を終えるのは実にもったいない。本書は世界的オークション会社クリスティーズの日本支社長である著者が、豊富な体験エピソードを交え、豪華絢爛な屏風から知る人ぞ知る現代美術まで、日本美術の真髄を紹介する。知識をたっぷり吸収したら、本書を携え、美術館・博物館めぐりに出かけてみよう。美意識が磨かれる、大人のための日本美術入門。

目次

第1章 日本美術とは何か(誰が・どこでつくったかという視点;船来文化と「日本の美」の関わり ほか)
第2章 日本美術の妙なる仕掛け(日本美術のダイナミズム―ミニマルな美から装飾的な美まで;「自然=神仏」の感覚が美をもたらす ほか)
第3章 私が選ぶ一〇人のアーティスト(千利休“コンセプチュアル+インスタレーション”;本阿弥光悦“マルチ” ほか)
第4章 日本美術の死角 過小評価の作品たち(「怖さ」を帯びた大正時代の美人画;侮るなかれ、超絶技巧の明治工芸 ほか)
第5章 死ぬまでに見ておきたい日本美術一〇〇選

著者等紹介

山口桂[ヤマグチカツラ]
1963年東京都生まれ。クリスティーズジャパン代表取締役社長。国際浮世絵学会常任理事、公益財団法人アダチ伝統木版画技術保存財団理事。92年クリスティーズに入社し、日本・東洋美術のスペシャリストとして活動。一九年間NY等で海外勤務をし、伝運慶の仏像のセール(08年)、藤田美術館コレクションセール(17年)、伊藤若冲作品で有名なプライス・コレクションの出光美術館へのプライベートセール(19年)など多くの実績を残す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。