白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

高麗茶碗―茶人に愛された名碗の誕生

 

 

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出版社内容情報

心で感じるアート、“美しいもの”をいかに日常の中に置き、飾って楽しむか、空間を設えるかを、お手本になるようにビジュアル構成。

内容説明

茶の湯の名碗、その条件とは…」茶を飲むに適当な形、手に取ったときにすっぽりと掌に包み込まれるような大きさと重さ、抹茶という緑の液体がほどよく対比する色。これら三条件を満たす高麗茶碗の全貌を韓国と日本の二つの眼で解き明かす。

目次

序章 高麗茶碗の魅力
第1章 高麗茶碗の鑑賞
第2章 高麗茶碗をつくる
第3章 韓国の茶文化と高麗茶碗
第4章 日本人によって誕生した高麗茶碗
第5章 茶の湯と高麗茶碗
終章 高麗茶碗の将来

著者等紹介

谷晃[タニアキラ]
1944年、愛知県に生まれる。京都大学史学科卒業。芸術学博士。専攻は、茶の湯文化史。香雪美術館を経て、1988年より野村美術館学芸部長

申翰均[シンハンギュン]
1960年、大韓民国慶尚南道泗川で作陶家・申正煕の長男として生まれる。延世大学経営大学院修了。1975年、父申正煕に入門。1990年、赤坂東急百貨店にて個展を開催して後、日本各地で個展を行う。1993年、韓国工芸大典で銅賞受賞。1995年、日本MBS招待展出品。1996年、韓国で初めて会寧釉薬の再現に成功(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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