白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

都鄙大乱 「源平合戦」の真実

 

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出版社内容情報
平家物語』等に華々しく描かれる〈源平合戦〉の真の姿は、都鄙問わず戦乱に巻き込み、全国の田畠を荒廃させ、多数の死者を出した苛烈な〈内乱〉であった。物語の背後に消えた名もない民衆の痕跡を可能な限り同時代史料に求めつつ、時代の〈真実〉を丹念に読み解く。〈鎮魂〉への思いを込めた、渾身の一作。

 

内容説明
治承四年の以仁王の乱から平家滅亡の壇ノ浦合戦まで、足かけ六年。『平家物語』等に華々しく描かれる“源平合戦”の真の姿は、都鄙を問わず戦乱に巻き込み、全国の田畠を荒廃させ、多数の死者を出した苛烈な“内乱”であった。物語の背後に消えた中下級武士や名もない民衆の痕跡を可能な限り同時代史料に求めつつ、時代の“真実”を丹念に読み解く。“鎮魂”への思いを込めた、武士研究の第一人者による渾身の一作。

 

目次
第1章 以仁王令旨と諸国・諸氏の挙兵
第2章 反乱はなぜ全国化したのか
第3章 内乱の深化と信越の動向
第4章 養和の大飢饉
第5章 平家、都を落ちる
第6章 義仲滅亡と「一の谷」合戦
第7章 平家の滅亡
第8章 鎮魂される死者
結び

 

著者等紹介
〓橋昌明[タカハシマサアキ]
1945年、高知市に生まれる。1969年、同志社大学大学院文学研究科修士課程修了。滋賀大学教育学部教授、神戸大学大学院人文学研究科教授を経て、神戸大学名誉教授(博士・文学、大阪大学、2002年)。専攻は日本中世史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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