内容説明
最新の研究成果をもとに、複雑な機構や政策を豊富な図版とともに解説!
目次
第1部 鎌倉幕府の戦争と政争(治承・寿永の乱―「源平合戦」の虚像と実像;奥州合戦―頼朝がこだわった平泉藤原氏の追討;梶原景時の乱―頼朝最側近のたどった運命 ほか)
第2部 鎌倉幕府を構成した人びとと機関(源氏将軍―後世の歴史に与えた影響;摂家将軍―九条道家と一族の盛衰;親王将軍―幕府の歴史の半分を超える在職期間 ほか)
第3部 鎌倉幕府の制度と政策(御恩と奉公―主従間で完結しない関係;御成敗式目―裁判の判決基準か、武家の基本法典か;鎌倉幕府追加法―式目と法の群 ほか)
著者等紹介
田中大喜[タナカヒロキ]
1972年生まれ。学習院大学大学院博士後期課程修了。博士(史学、学習院大学)。現在、国立歴史民俗博物館・総合研究大学院大学准教授(併任)。専門は中世武士団・在地領主研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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