内容説明
野生動物を追うフィールドワーカーの生態を読む。目次
第1章 里山というフィールド―野生動物とヒトが出会う場所
第2章 里山の不思議な動物―アナグマを追う
第3章 里山のフィールド1―東京都日の出町
第4章 里山のフィールド2―茨木県水戸地域
第5章 イギリスのフィールド―高密度個体群を追う
第6章 中国のフィールド―謎のアナグマを求めて
第7章 変わりゆく里山―野生動物との共存を目指して著者等紹介
金子弥生[カネコヤヨイ]
1966年、新潟県に生まれる。1998年東京農工大学大学院連合農学研究科博士課程満期退学。国交省国土技術政策総合研究所特別研究員、ヤマザキ動物看護短期大学准教授などを経て、東京農工大学大学院農学研究院准教授、博士(農学)。専門、動物生態学・野生動物保護管理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。出版社内容情報
アナグマを知っていますか? 里山に暮らすタヌキやキツネはだれでも知っていても,意外に知られていないのがアナグマ.日本をはじめイギリスや中国などで永年にわたりアナグマを追い続けてきたフィールドワーカーが,かれらの興味深い生きざまをいきいきと語る.