白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

宮本常一の旅学―観文研の旅人たち

 

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内容説明

宮本常一のもと、「旅して学ぶ」という社会実験が「日本観光文化研究所(観文研)」でおこなわれた。観文研には社会からはみ出して貧乏旅行をくり返す若い人々が、類は友を呼ぶように、水が流れ込むようにして集まってきた。宮本は、その若者たちに幾らかの金と居場所を与え、そして「さあ存分に歩け」と野に放ったのである。昭和当時の日本や海外の暮らしを調べ・体験した旅人たちの貴重な「旅のインタビュー」満載。

目次

第1章 宮本常一の旅学
第2章 旅人の肖像
第3章 旅学の技術
第4章 旅学の結晶
第5章 旅の影
第6章 いま旅学を問う

著者等紹介

福田晴子[フクダハルコ]
2002年、法政大学法学部政治学科卒業。在学中から南北格差と持続可能な豊かさをテーマに海外を歩く。旅行業界誌の記者などを経て、2015年、早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。文化人類学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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