白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

山はおそろしい―必ず生きて帰る!事故から学ぶ山岳遭難

※紙媒体と電子書籍Kindle版があります。ご購入される際には十分ご注意下さい。

www.kinokuniya.co.jp

内容説明
壮大な自然に親しむ登山やキャンプがブームになって久しい。一方で、山への畏れが忘れられていないだろうか?山には平地では遭遇しえない危険が潜んでいる。クマに襲われたり、落雷が直撃したり、救助に来たヘリが目の前で墜落したり、他人の巻き添えで山頂付近から滑落したりと、ベテランですら生死の境目に立たされるのだ。そんな時、どうすれば生きて帰れるのか?遭難取材を長年続ける著者が貴重な証言からその術を解説。数多の恐怖が待ち受けるのに「それでも登る」と皆が言う、山の魅力がわかる一冊。

 

目次
1 自然が怖い(槍ヶ岳落雷事故;小梨平キャンプ場クマ人身被害 ほか)
2 無知が怖い(厳冬の富士山にて遭難者救助)
3 救助までが怖い(滝川本流四重遭難事故;刈田岳井戸沢スキー遭難 ほか)
4 人間が怖い(西穂独標滑落事故;雷鳥沢キャンプ場盗難事件 ほか)

 

著者等紹介
羽根田治[ハネダオサム]
1961年、埼玉県生まれ。フリーライター、長野県山岳遭難防止アドバイザー、日本山岳会会員。山岳遭難や登山技術にまつわる取材を重ね、その成果を雑誌「山と溪谷」「岳人」や書籍で発表する一方、沖縄、自然、人物をテーマに執筆活動を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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