内容説明
「もの」から日本と朝鮮の関係を考える暮らしや文化の共通点やちがいを考える。
目次
韓国で「物を通してみる」こと
朝鮮半島の民家型分類をめぐる諸研究と課題
中国朝鮮族の住まいとすまい方
韓国の筏舟その周辺
巫俗儀礼における物質文化の側面
「もの」に宿る神―済州島の巫具をめぐって
呪いのモノ―李朝巫堂呪詛事件の事例から
「不在」から増殖へ―モノを通して見た韓国仏教の現在
韓国の家電製品―消費文化と人の選択に関する覚え書き
酒を通してみた韓国社会
朝鮮半島における雑穀の民族植物誌
統一新羅の石人―その成立と役割
著者等紹介
朝倉敏夫[アサクラトシオ]
1985年、明治大学大学院政治経済学研究科博士後期課程満期退学。国立民族学博物館民族社会研究部(総合研究大学院大学兼任)教授
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