目次
第1章 航空機の技術と製造(航空機の技術;技術開発の動向;日本の航空機産業の現状と政策;航空機装備品の技術と事業;開発コスト分析;航空機製造業のビジネスモデル)
第2章 航空輸送とその安全(日本の航空輸送の歴史;シカゴ体制と2国間協定;オープンスカイとグローバル・アライアンス;安全の確保;航空機の整備と信頼性管理;航空輸送のビジネスモデル)
第3章 空港政策の変遷と今後(空港整備の歴史;最近の動向)
第4章 航空交通システム(航空交通管制と航空交通管理;通信・航法・監視システム;将来の航空交通システム)
第5章 航空機ファイナンス(航空機ファイナンスの現状;航空機リース)
第6章 地球環境問題への対応(現状と課題;ICAOにおける取り組み;環境技術の動向と今後の方向性)
著者等紹介
鈴木真二[スズキシンジ]
東京大学大学院工学系研究科教授(工学博士)。1979年東京大学大学院工学系研究科修士課程修了。1979年(株)豊田中央研究所入社。1986年東京大学工学部助教授。1996年同教授。日本航空宇宙学会前会長岡野まさ子[オカノマサコ]
東京大学総括プロジェクト機構特任准教授。1993年東京大学経済学部卒業。1993年運輸省(現・国土交通省)入省(航空局配属)。1999年カリフォルニア大学バークレー校にてMBA取得。2001年OECD(経済協力開発機構)環境局派遣。国土交通省航空局管制保安部航空衛星室長等を経て2009年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。出版社内容情報
高速遠距離輸送手段として現代社会に欠かせない航空産業の全貌を、俯瞰的に理解できる初めてのテキスト。航空は高速遠距離輸送手段として現代社会に欠かせないものである.一方,幅広い技術的波及効果と産業波及効果をもつ航空産業はいま大きな転換期を迎えつつある.本書は,広範かつ複雑な航空の全貌を,俯瞰的に理解できるよう編まれた初めてのテキストである.
目的と対象範囲
第1章 航空機の技術と製造
第2章 航空輸送とその安全
第3章 空港政策の変遷と今後
第4章 航空安全システム
第5章 航空機ファイナンス
第6章 地球環境問題への対応
付 録 演習:交渉学の航空教育への導入【著者紹介】
東京大学航空イノベーション研究会