眠っているとき、脳では凄いことが起きている: 眠りと夢と記憶の秘密
- 作者: ペネロペ・ルイス,西田美緒子
- 出版社/メーカー: インターシフト
- 発売日: 2015/11/20
- メディア: 単行本
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┣■『脳』に関するテーマは【出版業界】では「鉄板ネタ」というか「ドル箱」売れ筋商品の1つだと思うのだけれど、日本人が “テンで弱い” 外国人さんが書かれたものを翻訳した本です。(笑) 表紙や目次、そして文字帯体などを見ると読みやすそうにも思えるのですが、中身は立派な学術書だったりします。軽い気持ちで購入されるとそのギャップに戸惑う方もおられるかと思いましたね。(苦笑)
┣■『脳』に関するウンチク話集でもありますが、現段階での「脳分析結果」を知る意味では高い評価が与えられますね。とりあえずこれくらい知っておけば人生損する機会を減らせそうですし・・・ 。
┗■「脳は寝ている間に知り得た情報を整理、取捨択一してくれている」という“寝る子は(より賢く)育つ”論などを唱えてくれているわけですが、確かにそれは実感しますね。私も作業に疲れるとすぐに寝るようにしてますので。「寝ると不要な・嫌な事柄は忘れてしまう」というのは程度によると思います。私は“お家騒動”の際に食欲が落ちるほど寝ても覚めてもズッと気がかりな日々を過ごしましたからね。(^^ゞ
まあ「ちゃんと寝なさいよ」という母親の小言の意味を解説してくれる本です。(笑)