白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

国家債務危機―リブリン・クライシスに、いかに対処すべきか?

 

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内容説明

900兆円債務を抱えて、日本は10年後を展望できるのか?“過剰債務”が国家と世界の命運を決する―“欧州最高の知性”が、史上最大の公的債務に脅かされる先進諸国の今後10年を大胆に見通す。

目次

 公的債務の誕生―国家主権と債務の終わりなき攻防のはじまり
公的債務が、戦争、革命、そして歴史をつくってきた―覇権国は必ず財政破綻に陥る
20世紀“国民主権”と債務の時代―全国民が責任を負うことになった国家の借金
世界史の分岐点となった2008年―途上国から借金する先進国
債務危機の歴史から学ぶ12の教訓
想定される「最悪のシナリオ」
「健全な債務」とそのレベルとは?
フランスの過剰債務を例にとって考えてみると
債務危機に脅かされるヨーロッパ―ユーロは破綻から逃れられるか?
いま世界は、何をなすべきか?〔ほか〕

著者等紹介

アタリ,ジャック[アタリ,ジャック][Attali,Jacques]
1943年、アルジェリア生まれのフランス人。仏国立行政学院(ENA)卒業。1981‐1990年、ミッテラン政権の大統領特別補佐官を務める。1991‐1993年、「ヨーロッパ復興開発銀行」の初代総裁となる。1998年にはNGO「プラネット・ファイナンス」を創設し、現在も途上国支援に尽力している。2007年、サルコジ大統領に依頼され、大統領諮問委員会「アタリ政策委員会」の委員長となり、21世紀に向けてフランスを変革するための政策提言を行なっている

林昌宏[ハヤシマサヒロ]
1965年、愛知県生まれ。名古屋市在住。立命館大学経済学部経済学科卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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