白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

「もの」と交易の古代北方史 奈良・平安日本と北海道・アイヌ

 

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内容説明
7世紀から11世紀にかけて古代の北海道と日本列島、大陸を往還した多彩な「北の財」。その実態と歴史的・文化的意義を最新の古代史・考古学研究の成果から実証的に検討する。「北の財」が媒介する古代日本の支配層とアイヌの関係を明らかにし、東部ユーラシアというスケールから古代北海道の歴史像を描く。対外交易をめぐって揺れ動くアイヌの社会と精神文化の形成・変容を捉える。

 

目次
「もの」研究の潮流と古代北方史―問題の所在と分析視角
第1部 通史:交易・交流からみた古代北海道史(古代日本と北海道・東北北部の交易・交流;古代北海道とサハリン・北東ユーラシアの交易・交流)
第2部 「北の財」が結ぶ古代日本と北海道・アイヌ(平安貴族社会とサハリンのクロテン;古代北海道の太平洋側内陸部におけるシカ皮とワシ羽;「粛慎羽」再考―平安期における「北の財」とエゾ認識;古代の「昆布」と北方社会―その実態と生産・交易)
「もの」と交易の古代北方史―まとめと展望

 

著者等紹介
蓑島栄紀[ミノシマヒデキ]
1972年神奈川県生まれ。2000年、國學院大學大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(歴史学)。苫小牧駒澤大学国際文化学部の勤務をへて、現在、北海道大学アイヌ・先住民研究センター准教授。日本古代史専攻。主な研究分野は古代日本の北方史、北東アジア史、アイヌ史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

 

 

 

 

 

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