白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

トルコ共和国 国民の創成とその変容 アタテュルクとエルドアンのはざまで

 

トルコ共和国 国民の創成とその変容 ── アタテュルクとエルドアンのはざまで ──

トルコ共和国 国民の創成とその変容 ── アタテュルクとエルドアンのはざまで ──

  • 作者: 小笠原弘幸,穐山祐子,今井宏平,上野愛実,沖祐太郎,柿?正樹,川本智史,田中英資,濱崎友絵,山尾大
  • 出版社/メーカー: 九州大学出版会
  • 発売日: 2019/03/19
  • メディア: 単行本
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www.kinokuniya.co.jp

内容説明
この国の「かたち」は、いかにして作られたのか。オスマン帝国崩壊後に誕生し、今また大きな転機を迎えているトルコ。気鋭の若手研究者が様々な視角からこの国の来し方を明らかにし、行く末を論じる。

 

目次

「アタテュルクのトルコ」を問い直す―共和国史をめぐる研究潮流と本書の射程

第1部 アタテュルクの描いたトルコ国民像とその創成
国民史の創成―トルコ史テーゼとその後
国民創出イベントとしての文字革命
感性を「統合」する―国民音楽からトルコ民俗音楽へ
国父のページェント―ムスタファ・ケマルと共和国初期アンカラの儀礼空間

第2部 トルコ国民像をめぐるネゴシエーション
アタテュルク後の宗教教育政策―ライクリキの転換点
国民国家トルコとアナトリアの諸文明―イスラム化以前の遺跡をめぐる文化政策
トルコにおける抵抗文化―ハンスト・キャンペーンからみる国家・社会関係

第3部 交雑する空間のなかのトルコ国民―国境、移民・難民、隣国からの眼差し
トルコ共和国の境界―領域紛争と国境
トルコの移民・難民政策
イラクからみるトルコ―世論調査の計量分析から

激動の五年間(二〇一三~一八年)と大統領制の始まり

 

著者等紹介
小笠原弘幸[オガサワラヒロユキ]
九州大学大学院人文科学研究院准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

 

 

 

 

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