白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

暮しの向付

 

暮しの向付

暮しの向付

 

内容紹介

一人娘である料理家辰巳芳子が編集する母・辰巳浜子の三部作の第三巻。雑誌ミセスに書かれた昭和の暮しを中心に、今に伝えたい家族のための食事、料理、家庭の有り様が、季節を紡いでいるかのように豊かに描かれています。

出版社からのコメント

母である辰巳浜子の傍らで自然に家庭料理を会得した料理研究家・辰巳芳子が編纂した『みその本 みその料理』『まごころの人 辰巳浜子』に続く第3巻が本書。雑誌「ミセス」に執筆した原稿を中心に、辰巳浜子著『私の「風と共に去りぬ」』の一部を加えて、食事、料理、家庭に対する姿勢をテーマにまとめました。現代を予言するもの、今も変わらず必要な提言、その真っ直ぐな途が、昭和の時代の暮しとともに蘇ります。昭和の見直し……今だからこそ必要だとの念を深くします。

内容(「BOOK」データベースより)

戦争の厳しい生活をへて到達した心豊かな暮し、浜子60歳代の円熟の日々をつづる。そこには自然の声を聴き、季に添って生きる、娘・芳子に引き継がれた思想の原点がある。鎌倉の自然の恵みを糧とした日々を描く随筆。

著者について

辰巳浜子 明治37年、東京・神田に生まれる。香蘭女学校卒業後、辰巳芳雄氏と結婚し、一女二男を得る。その家庭料理、もてなし方が口づてで評判となり、婦人之友社の取材をきっかけに各婦人誌、まだ初期のNHKテレビ「きょうの料理」などに登場し、料理研究家のさきがけとされる。昭和52年、73歳で逝去。『みその本 みその料理』『まごころの人 辰巳浜子』(共に文化出版局)は一人娘の手によって新版として刊行されている。

辰巳芳子 大正13年、辰巳芳雄・浜子夫妻の長女として東京に生まれる。料理研究家、随筆家。聖心女子学院卒業。料理研究家の草分け的存在だった母、辰巳浜子の傍らで日本の家庭料理を体得し、シェフ数人について洋風料理を学ぶ。著書多数。

 

 

┣・陶磁器「向付」について調べたくて借りてみたら、写真は一切なく・“暮らし”そのものでした。(^o^;) 読者にそれぞれ想像させるためにあえて写真は掲載しなかったのでしょうね、きっと。心意気というか、おもてなしの心を学ばせて頂きました。

 

 

 

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