円山応挙 空間の創造 図録 | 古書くろわぞね 図録、カタログ、写真集、画集の買取販売
2010年に三井記念美術館開館5周年記念として開催された展覧会の図録。円山応挙の作品を、若き日に描いた風景画「眼鏡絵」や「淀川両岸図巻」から代表的な屏風絵、襖絵などを収録しています。
┣■図書館から借りてきました。8年前の目録ですか。なかなか豪勢な作りですかね。(^_^)
円山応挙の名作・大作が三井記念美術館に集います。応挙は、絵画という平面の中に、奥行きのある立体的な世界を描きだしました。本展では、「空間の画家」応挙が青年期に遠近法を習得するきっかけとなった眼鏡絵から、画風大成期の屏風や襖など大画面作品まで、応挙の創造した豊かな空間を視覚体験していただけます。なかでも注目は、重要文化財「松に孔雀図襖」(大乗寺蔵)と国宝「雪松図屏風」(三井記念美術館蔵)という、応挙の松を描いた水墨画の二大最高傑作が同時に見られることです。両作品とも水墨画ながら色彩を感じさせる描写が特徴で、展示室ではこれらの松の競演が繰りひろげられます。[広報資料より]