白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

週刊金曜日 2016年 6/3 号 憲法の危機

 

週刊金曜日 2016年 6/3 号 [雑誌]

週刊金曜日 2016年 6/3 号 [雑誌]

 

┣■巻頭記事群の中では「参院選若者対策メド立たず」「『ニッポン一億総活躍プラン』で給付型奨学金は先送り」が目を惹いた。「票にならない・稼げない」から後回し&やらなくても構わない的な考え方は否めませんね。根本的なところに既得権益層らが下から這い上がってくる者達を「極度に恐れている」ことに尽きるかと。まっ誰しも現状に満足しているならば、そのポジションをキープし続けたいしね。自分の世代だけで済めば、こんなに揉めずに済むのだろうけれども。(苦笑)

┣■特集『憲法の危機』は「線引き」を巡ってあーでもない・こーでもないと論争を繰り広げているわけだけれども、つい先日口にした「新しい解釈」にも現れているように、「彼らの開き直り方が怖い」という点に尽きるのだと思う。そして英国のEU離脱を決めた『国民投票』などによって、不熱心な国民がいる内に脇を固めてしまおうという、これまたよくある話かと。【創価学会】がフランスで「カルト指定」はだいぶ前からでしたよね? それで代表入りできなかった著名な選手もいたわけで・・・ 

┣■「韓国版『盗聴法』の市民監視実態」と気になる記事が・・・ 情報開示はしないくせに情報収集(盗聴など)の権利を日本でも与えてしまったわけですが、これで極悪事件が正しく解決できるのであればいいのだけれど、実際は「時を考えて」の調整的な検挙ですからね。スッゲー汚いやり方だと思うよ。(怒)

┗■『買ってはいけないシリーズ』?なのか「ひろがる『香害』」なんて記事が大きく掲載されています。確かに人によっては受け付けがたい臭いってあると思う。自分も満員の通勤電車内で隣の女性の猛烈な化粧品の臭いで、吐き気を必至で耐えていた苦い想い出があります。アレ、罰せられるといいんですけどね。無理か?(^^ゞf:id:jnsk_jojo:20160624140253j:plain