┣■TVのバラエティーや娯楽番組などで既に見覚えのある場所も数多く登場し、それがかえって本書を楽しませてくれています。客観的な視点で、また本などで他所のスポットと見比べたりできると、そのスケールぶりがより実感できるかと。「行ってみたいよねー、一度は世界の果てまでも」。(^^ゞ
┣■絶壁に無理やり建立された寺社や宿舎などを見ていると、肌の色や背格好は違えど「万国共通なんだなぁ」ということも実感できるのではないでしょうか? 文化やモノの考え方が似過ぎているから逆にいがみ合ってしまうのか?なんてことも思ってしまったりして。
┗■手頃なサイズと薄さでオールカラー。端的によくまとまっていると思います。『廃墟』シリーズなどもこの手の本にはありますが、やっぱり怖くとも自然の景観の感じさせてくれるものがいいですね。(笑) 表紙を飾っている北欧の岸壁・岩系『トロルの舌』などはその絶大なる背景も含め、見ていてやはり一度は訪れたくなってしまいます。けれど【日本】の長野県・上高地のように現地は観光客で溢れかえっているのでしょうね。山奥にも関わらず、都会のような*ギューギュー*ぶりで。(苦笑)