┣■今やこれだけ開放された日本で『キリスト教』信者が増えていないのは、これまでの時代背景を鑑みると誠に不謹慎ながら少し滑稽に思えてしまうのですが、これは先進国では世界的な傾向みたいですからね。本書ではそんな『宗教観』から遠のいた自覚を持っている方に一読をオススメします。「あー、こんな考え方をするのね」と心の準備ができますので。(苦笑)
┣■本書は日本人の馴染みの薄い『キリスト教』を題材にしてますが、他の宗教でも根本的には同じだと私は思います。「信じる者は救っちゃる!」「・・・ そのくらいならばきっと信心深い貴方を神様も許して下さる」は万国共通ではないでしょうか ??
┣■地球上の生き物は“達観”でもしない限り、物欲・食欲・性欲などには勝てません。罪悪感をも持てるようになった高度な社会体制を築いた人間だから中和剤的な【宗教】などが誕生した(導かれた)のだと私は考えますが、これも「お布施」などを目的とした物欲だとも言えなくもないわけで。(爆) キリスト教だけでなく。仏教もイスラム教もほとんど全てそうでしょう。新興宗教などその最たるモノかと。存続のためとか称してね。ということは完全無料提供の・全能の神になるのは巨万の富が必要不可欠 ??
┣■人間社会も長い時を経てきたので、中には本当に完全無料提供で色んな施しをしてきた方々が存在します。けれど総じて自分の代で終わってますよね。世代を重ねるとおかしくなるのは【政界】などとよく似てますね。(苦笑)
┣■ちょっと本書の趣旨と大きく異なる話になってしまいましたが、色々と「考えさせてくれる」本だと思います。無信者でいるってことは「己自身で何でもやれる」相当の自信が無ければ「長生き」はできないと思います。
┗■長く生きて・せっせと働いてくれないと資本家は困ってしまうわけですよ。「一億総活躍!」「女性の社会進出!」なんて言わされてしまうわけね。(笑)