オスマン朝の食糧危機と穀物供給―16世紀後半の東地中海世界 (山川歴史モノグラフ)
- 作者: 澤井一彰
- 出版社/メーカー: 山川出版社
- 発売日: 2015/11
- メディア: 単行本
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┣■タイトルに非常に惹かれました。既に始まっておりますが(大きく報道はしていないけれど)「食糧の奪い合い」が起こる中、かつての王朝はどのようにして食糧問題を克服してきたのか。その答えを知りたくて本書を手にした次第です。
┣■「気候変動」(16~17世紀は寒冷化・小氷期)、首都イスタンブルへの「人口流入」など、現代社会が抱えている問題と変わりありません。やはり「歴史を振り返る」と、かつてどこかで経験しているものなんですね・・・ 。
┗■現代でも「穀物争奪」によって『戦争』に発展することがあり得るのだろうか ?? 行き着く先はまさに【マッドマックス】 !? 冗談抜きに起こりそうで怖いです。。。