白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

オスマン朝の食糧危機と穀物供給 16世紀後半の東地中海世界

 

┣■タイトルに非常に惹かれました。既に始まっておりますが(大きく報道はしていないけれど)「食糧の奪い合い」が起こる中、かつての王朝はどのようにして食糧問題を克服してきたのか。その答えを知りたくて本書を手にした次第です。

┣■「気候変動」(16~17世紀は寒冷化・小氷期)、首都イスタンブルへの「人口流入」など、現代社会が抱えている問題と変わりありません。やはり「歴史を振り返る」と、かつてどこかで経験しているものなんですね・・・ 。

┗■現代でも「穀物争奪」によって『戦争』に発展することがあり得るのだろうか ?? 行き着く先はまさに【マッドマックス】 !?  冗談抜きに起こりそうで怖いです。。。

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