┣■今でも魅せられる容姿の『特急あじあ号』。中国の反発を恐れて恐らく再現したくても困難なのだろうけれど、日本のローカル線で再びお目にしたくなる「名列車」だと思う。
┗■本書は鉄道で行った当時の満州の町並み・建物が余すことなく掲載されているようだ。これだけの資料は正直初めてお目にした。もっと若かりし頃に見ていたら、きっと今とは違った大望を抱いていたと思う。(苦笑) 今も【中国】華北地方には当時の建物が多く残っているという。反日感情があれほど無ければ、是非とも訪れてみたい所なのだけど･･･ 。当時はコレラが発生するなど沿線の管理は大変だったようだ。それでも今と変わらぬ時刻表がキッチリと組まれているのが可笑しく思えた。日本人の生真面目さは現代でも確かに受け継がれていると思う。(笑)
