白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2015年 12/22 号 THE AGE OF TERROR テロと狂気の時代

 

Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2015年 12/22 号 [THE AGE OF TERROR テロと狂気の時代]
 

┣■巻頭記事を飾るのは、フランスの極右政党【国民戦線】のルペン党首とその姪。“2人のルペン” がフランスの今後を占うとある。「同じ地位にない。フランスはイスラムの土地ではない」と発言したという。今更何を言っているのか・・・ 。散々好き勝手なことばかりしておいて(原爆・水爆実験も国外で行う)からに、観光客が途絶えて混沌とすればいいと私個人的には強く思った。

┣■「中国に負けていない印度の大気汚染」「ドイツの難民受け入れが100万人の大台を突破」「日本の100億円緑化事業遊牧民の自然を破壊」「インドネシア:就任1年、ジョコの成績表」など、タイトルそして中身ともに気になる記事が多かった。

┣■特集記事に関しては「テロの思想までは監視できない」というのに話は尽きると思う。肉親を殺されてただ「御免なさい。誤爆でした」と言われて誰が納得できるというのか? もう取り返しが付かないところまで行き着いてしまった。「テロ=戦争」と考えるべきでしょう。それに参加を表明してしまった日本。『安保法制改正』で「安倍総理はよくやった」と声を大にして賞賛する輩がいるが、できればピンポイントでそういう輩に対してのみ行動をして欲しい。まっ無理な話だよねぇ。今後数回行われる選挙結果次第で日本でも大きなテロ騒動が起こるのではないかと私は考えている。

┣■中国は「地球滅亡級の環境汚染」に。米国は「銃のテレビ通販番組」が取り上げられていた。そんな社会でどちらもよく生きているよなと思う。

┗■見開き6頁に渡って「今年2015年を写真で振り返っている」。ラグビーW杯でダークホースとなった日本の『サクラ・ジャパン』の掲載されているが、ラストは「HIV感染を告白したチャーリー・シーン」と「米グラミー賞でのマドンナのTバック姿」だった。(苦笑) 【FIFA】会長が記者会見で札束をばらまかれたシーンが今後の世の中を一番象徴していたかもね。

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