白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2015年 12/1 号 テロの時代・世界の転機

 

Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2015年 12/1 号 [テロの時代・世界の転機]

Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2015年 12/1 号 [テロの時代・世界の転機]

 

┣■今号でパッと目が止まったのは『APEC各国首脳の駆け引きと、市民らの「場外乱闘」』という見開き1頁丸々写真の記事。「自由貿易は豊かな国を潤わせるだけだ」と会場の外で警官隊と衝突している。そんな実感しかないからこその行動なのだろう。近江商人は「三方良し」などと、よく日本経済の例え話として出てくるけれど、日本の海外進出はその精神に立ち返って行っているでしょうか? 全体を通して一度調べてみて欲しいところです。

┣■『パリ同時多発テロ』の際に拡散したデマについて掲載されています。PS4を通信に使っていたのは【フォーブス誌】記者の勝手な思い込み?だったとか。トランプ氏の発言も過剰に受け取られがちのようです。やはり一歩下がって「そういう話もあるのか」と即断しない方が良さそうですね。

┣■生育の早い「遺伝子組み換えサケ」が掲載されていますが、日本でも養殖モノはやはり総じて早く成長するみたいですね。穀類ばかり食べている貧困層の人間を見れば、別に不思議な話でもないのかもしれません。(苦笑) 私も確実に太ってますから!(自爆)

┣■今後特集記事に『テロ問題』は多く取り扱われることでしょう。記事では大きく「新たに始まった果てしない戦い」とありますが、私も「これが21世紀の始まり」なのだと痛感している次第です。手前勝手な富を貪欲に求めたがために、他所の秩序を破壊してしまった。不平等だと強い不満を抱かせてしまった。もう取り返しがつかないくらいに。自分が取る行動は各自で守るしかないのだと思います。日本でも銃刀法が解禁される日が来るかもしれません。

f:id:jnsk_jojo:20151206172358j:plain