白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

僕だけがいない街 3巻 #13 1988.03~

 ※紙媒体と電子書籍Kindle版があります。ご購入される際には十分ご注意下さい。

┣■ミステリー作品ゆえ詳しい話を述べるのは御法度。ただ表紙の絵から再び第一の舞台に戻ったことは伝えてもいいかと思う。

┣■人は “耐えがたい・忘れたい時” には「どこか遠くへ行きたい」と願うものなのであろうか? そしてまたその逃げ場所の多くは、決して安全が確保されたものではなかったりもするのは「自分で解決しなければならない」と心の奥底では分かっているから ?? 

┗■過去を振り返る時「もしコイツがこんなんだったら」と思うことがある。今回の『リバイバル・再上映』ではそれが実現する。そしてついに主人公は犯人とおぼしき人物と対峙した。しかし状況は主人公にとっては最悪だった。

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