※紙媒体と電子書籍Kindle版があります。ご購入される際には十分ご注意下さい。
出版社内容情報
仕事上のトラブルから発達障害がわかる人が増えている。復職支援に取り組むクリニックの実例を通して、長く働き続けるコツを紹介!ひと目でわかるイラスト図解
《講談社 健康ライブラリースペシャル》【自分の特性を知り働き続けるコツ】
職場での度重なるミスやトラブル……
どうしてうまくいかないのか?
職場の人間関係に悩んで発達障害に気づいた人や、
うつ病などの心の病で休職中に発達障害と診断された人へ??
自分の特性を理解し、会社を辞めずに仕事を続けていく方法を徹底解説。《専門外来や就職支援プログラムを活用して3ステップで自分に合った働き方を身につける》
STEP1 発達障害を知る
STEP2 自分の特性を知る
STEP3 対策を身につける【本書の構成】
《1 能力はあるのに、うまく働けない人たち》
発達障害と仕事
診断例《2 苦しむうちに、発達障害外来にたどりつく》
受診先の探し方
診察の流れ
診断・治療《3 仕事を続けるため、復職支援プログラムに参加》
なぜ支援を受けるのか
活動
個別面談《4 働き方を見直し、自分なりのアレンジをする》
なぜ仕事を見直すのか
見直し
復職の流れ《5 仲間や家族の支えを得て、復職する》
なぜ支えが必要なのか
仲間とのやりとり
家族とのやりとり
職場でのやりとり《1 能力はあるのに、うまく働けない人たち》
【発達障害と仕事】 得意な仕事・不得意な仕事がはっきりと分かれる/ 一般企業で働く社員のなかに発達障害の人がいる/ 主な悩みは上司や同僚、顧客とのコミュニケーション
【診断例】1 うつ病・ASD 上司の指示通りに働けず、うつ病になって休職したAさん/ 2 ADHD ミスが多すぎて、産業医から発達障害を指摘されたBさん/ 3 ASD傾向 息子がASD傾向と診断され、自分も同じだと感じたCさん
《2 苦しむうちに、発達障害外来にたどりつく》
【受診先の探し方】 なぜ「発達障害」で「精神科」に行くのか
【診察の流れ】 受診の前に問診票、母子手帳、通信簿を用意する/ 何歳の患者さんでも、診察には母親が同席したほうがよい
【診断・治療】 診断が出る人と、特徴はあるのに診断が出ない人に分かれる
《3 仕事を続けるため、復職支援プログラムに参加》
【なぜ支援を受けるのか】 一次障害には治療よりも、理解と支援が重要だから/ 障害の軽さと働きやすさは、必ずしも一致しない
【活動】 1 基本プログラム オフィスワークや運動、セルフケアがプログラム全体のベースになる/ 2 自己分析 休職の原因や背景を考え、文章化していく/ 3 グループワーク 集団活動を通じて、発達障害を理解する/ 4 コミュニケーション 仕事上の問題を「ロールプレイ」で再現し、対策を練る/ 5 文献講読 本を読み、障害特性や自分の特徴を理解する
【個別面談】
《4 働き方を見直し、自分なりのアレンジをする》
【なぜ仕事を見直すのか】 「同僚に違和感を与えない働き方」を身につける
【見直し】 1 叱られ方 反論はいっさい考えず、まずはとにかく聞く/ 2 話の聞き方 動画サイトを使ってメモのとり方を学ぶ/ 3 話し合い方 グループで物語に順位をつける練習をする/ 4 頼み方・断り方 表現のバリエーションを機械的に覚える/ 5 苦手な作業 できないことには立ち向かわないと決める
【復職の流れ】
《5 仲間や家族の支えを得て、復職する》
【なぜ支えが必要なのか】
【仲間とのやりとり】
【家族とのやりとり】
【職場でのやりとり】
五十嵐 良雄[イガラシ ヨシオ]
監修内容説明
職場の人間関係に悩んで発達障害に気づいた人や、うつ病などの心の病で休職中に発達障害と診断された人へ―自分の特性を理解し、会社を辞めずに仕事を続けていく方法を徹底解説。
目次
1 能力はあるのに、うまく働けない人たち(2ページでわかる―大人の発達障害「ASD」「ADHD」「LD」;発達障害と仕事―得意な仕事・不得意な仕事がはっきりと分かれる ほか)
2 苦しむうちに、発達障害外来にたどりつく(受診先の探し方―なぜ「発達障害」で「精神科」に行くのか;2ページでわかる―「大人の発達障害」専門外来のかかり方 ほか)
3 仕事を続けるため、復職支援プログラムに参加(なぜ支援を受けるのか―一次障害には治療よりも、理解と支援が重要だから;なぜ支援を受けるのか―障害の軽さと働きやすさは、必ずしも一致しない ほか)
4 働き方を見直し、自分なりのアレンジをする(なぜ仕事を見直すのか―「同僚に違和感を与えない働き方」を身につける;見直し(1) 叱られ方―反論はいっさい考えず、まずはとにかく聞く ほか)
5 仲間や家族の支えを得て、復職する(なぜ支えが必要なのか―サポートがあれば、できることが増えるから;仲間とのやりとり―仲間を鏡のようにして、発達障害を理解する ほか)
著者等紹介
五十嵐良雄[イガラシヨシオ]
1949年、東京都生まれ。メディカルケア虎ノ門院長。医学博士。精神保健指定医。76年、北海道大学医学部卒業。埼玉医科大学、ミラノ大学やユトレヒト大学への留学、秩父中央病院長などをへて、2003年にメディカルケア虎ノ門を開設、院長に就任。現在、うつ病リワーク研究会代表世話人、東京大学大学院非常勤講師などを兼務。専門はうつ病の治療、復職支援(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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