出版社内容情報
ソ連崩壊から30年。今なおソ連をめぐる議論は尽きない。現代ロシアを知るためにも、新たな見解を増補した決定版!
内容説明
この国は人類に何を残したのか。1917‐1991年。100年にも満たない歴史において、世界を激動、激変させた超大国―ソ連。崩壊から30年、あらためて問い直す、「ソ連とは、共産党とは何だったのか」。革命、粛清、大祖国戦争、冷戦、クーデター…近現代史に刻まれた怒涛の歴史。
目次
第1章 ロシア革命とソビエト国家―一九一七‐二一
第2章 共産党の支配―一九二二‐二八
第3章 スターリン体制の展開―一九二九‐三八
第4章 「大祖国戦争」から冷戦へ―一九三九‐五二
第5章 保守と改革の時代―一九五三‐六四
第6章 停滞する超大国―一九六四‐八四
第7章 ペレストロイカとソ連崩壊―一九八五‐九一
著者等紹介
下斗米伸夫[シモトマイノブオ]
法政大学名誉教授。現在、神奈川大学特別招聘教授。1948年札幌市生まれ。東京大学法学部博士課程修了。法学博士。主な著書に『アジア冷戦史』(中公新書・アジア太平洋賞特別賞受賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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