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東芝に対する英投資ファンドからの買収提案をめぐる騒動は、車谷暢昭CEOの事実上の解任によりいったん収束しました。しかし、「モノ言う株主」であるファンドとの対立構造はそのまま残り、船頭が消えた東芝再建の先行きはますます見えなくなっています。
現経営陣、海外ファンド、官邸・経産省など、さまざまなプレーヤーの思惑が入り乱れる中、従業員12万人を擁する東芝はどこに行くのか。現状を多角的に描き出します。
【第1特集】漂流する東芝 舵取りなき12万人の悲運
トップ辞任でも課題はそのまま 「次」が見えない不安
「死んだふり辞任」まで計画 車谷社長辞任の一部始終
<図解>東芝劇場の人物関係図
4000億円の儲けを生むLBOマジック ファンドが東芝を狙う理由
「パンドラの箱が開けられた」 ファンドは買収検討を継続中
車谷体制で不採算事業からは撤退 再成長には高いハードル
「金のなる木」は戦略不透明 宙ぶらりんのキオクシア
経済安保と投資のジレンマ 外為法は買収の障害物か
東芝に甘すぎる東証 無理な上場維持の代償
「ファンドへの偏見あったのでは」東京理科大学教授 若林秀樹
「経産省は東芝をもてあそぶな」政治経済評論家 古賀茂明
<ケーススタディー>東芝・日本郵政・関西電力 社外役員の通信簿
【第2特集】逆風下で変革待ったなし アパレル人材 サバイバル
「『お似合いです』と言うだけの販売員はもう必要ない」 アダストリア会長兼社長 福田三千男
<誌上座談会>元社員、元販売員の本音 アパレル中高年が抱いた不満と不安
社内人材との融和がカギ EC人材確保の「極意」
【スペシャルリポート】iPhoneの次は電気自動車 台湾ホンハイが狙う躍進
日本企業が続々と参画 ホンハイのEVに高い期待
「ホンハイとティアフォーは“相思相愛"の関係だ」 ティアフォー創業者、CTO 加藤真平
【ニュース最前線】
休業要請に募る怒りと不満 百貨店に広がる「面従腹背」
大赤字のJALが強気中計 のしかかる巨額増資の重荷
アース製薬トップが明かす 脱「虫ケア」の大胆戦略
【連載】
|経済を見る眼|コロナ禍でも「東京一極集中」は進む|小峰隆夫
|ニュースの核心|緑の党が台風の目となる独メルケル後継争い|中村 稔
|発見! 成長企業|セーレン
|会社四季報 注目決算|今号の4社
|トップに直撃|ビジョナル社長 南 壮一郎
|フォーカス政治|「バイデン図書館」に収められるもの|軽部謙介
|グローバル・アイ|コロナ禍で広がる南北格差 放置すれば地政学リスクに|ケネス・ロゴフ
|INSIDE USA|過激批判が映す不寛容 キャンセルカルチャーとは|会田弘継
|中国動態|中国が日米の分断を図りたい理由|小原凡司
|財新|半導体ファブレスメーカーが上場へ/ファーウェイ提携先の新型EV発表
|マネー潮流|商品相場が促すテーパリング議論|高井裕之
|少数異見|「一つの中国」原則の限界
|企業事件簿|品格なき対立劇の泥沼|高橋篤史
|知の技法 出世の作法|バイデン政権のロシア戦略をクレムリンはどうみているか|佐藤 優
|経済学者が読み解く 現代社会のリアル|巨大プラットフォーム 合併は利用者の不利益に|佐藤 進
|リーダーのためのDX超入門|アップル訴訟で見えた巨大ITの地殻変動|山本康正
|話題の本|『貧困・介護・育児の政治』著者 宮本太郎氏に聞く ほか
|経済クロスワード|東芝
|人が集まる街 逃げる街|千葉県大網白里市|牧野知弘
|ゴルフざんまい|祝マスターズ優勝 松山英樹の快挙|青木 功
|編集部から|
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