白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

今を生きるための「哲学的思考」 “想定外の世界”で本質を見抜く11の講義

 

今を生きるための「哲学的思考」

今を生きるための「哲学的思考」

  • 作者:黒崎 政男
  • 発売日: 2012/10/06
  • メディア: 単行本
 

www.kinokuniya.co.jp

内容説明
哲学的思考は、普通は疑ったり、考え直したりしないような“ごく当たり前”に思えることを疑ってみるあり方です。「従来の当たり前」、「従来の常識」にとらわれたままでは、まっとうに“今”に生きていくことはできません。みなさんの身近にあるものをとりあげながら、「哲学」を使って、世の中の真実をつかむ方法を紹介しましょう。

 

目次
第1部 「哲学的に考える」とは、どういうことか(哲学とは「そもそも」という問いである;「今」の私達の考え方の根本にあるもの―「我思う故に我あり」と「コペルニクス的転回」;「哲学」は“今”に使えるのか;「哲学的思考」で“ロボットの心”を考えてみる)
第2部 「哲学的思考」を使ってみよう1 デジタル・ネットワークと私の「生き方」(デジタル・ネットワーク時代の“私”と“あなた”―バラバラな私達と「ネット監視」社会;“私”のいうことの終わり;「オリジナル」とは何か?―文化の本質と「コピペ」の問題;“知っている”ことの価値の喪失―「なんでも検索!」の世界で失ったもの)
第3部 「哲学的思考」を使ってみよう2 3・11以後の世界とテクノロジー―私達の絶望と新しい生き方(リスボンとフクシマ震災後、世界はどう変わったか?;リヴァイアサンとしてのテクノロジー―そば屋に特殊部隊の格好で行くか?「リスク社会」と「想定外」の問題;ニュートン的世界観からカオス的世界観へ―「天気予報」が当たらない当然の理由)

 

著者等紹介
黒崎政男クロサキマサオ]
哲学者。東京女子大学教授。1954年仙台市生まれ。東京大学大学院博士課程(哲学)満期修了。専門はカント哲学。人工知能、電子メディア、カオス、生命倫理など現代的諸問題を哲学の角度から解明している。NHK Eテレ「サイエンスZERO」(2003‐2012年)やNHKテレビBS2「熱中時間~“忙中”趣味あり~」(2004年‐2010年)にレギュラー出演するなど、TV、新聞、雑誌など幅広いメディアで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

 

 

 

 

 

 

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