白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

没後六十年記念 中村彝 展 図録

※書斎部屋

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 1984~85年(昭和59~60)にかけて、三重県立美術館(84年10月13日~11月25日)と神奈川県立美術館(84年12月8日~85年1月20日)で開かれた、「歿後六十年記念/中村彝展」の図録です。カラー32ページで残りはモノクロ画像ですが、彝の代表作が網羅されています。特に、この時期までに新たに発見された彝作品も収録されており、同年の日動出版が刊行した『中村彝画集』を除けば、もっとも作品のまとまった図録といえます。
 また、巻頭および巻末には、当時は神奈川県立近代美術館の館長だった匠秀夫をはじめ、山口泰弘、酒井忠康、牧野研一郎、原田光が、作品についての解説文を寄せています。現在は古書店で入手可能なほか、美術館の資料室などで見ることができます。

 

三重県立美術館 /所蔵品検索 / 中村彝

 

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