白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

おうちでできる おおらか 金継ぎ

 

おうちでできるおおらか金継ぎ

おうちでできるおおらか金継ぎ

 

内容紹介

お気に入りの器が割れてしまって、悲しい思いをしたことはありませんか?
気に入っているから、欠けたり割れたりしても、繕いながらいつまでも使い続けたい――。
そんな願いを叶えてくれるのが、「金継ぎ」です。
本書では、漫画家であり漆作家でもある著者が、
初心者からに向けた「漆を使っておうちでできる」金継ぎの方法をご紹介します。

【本書の特徴】
この本では、4つの「もっとも」を選んで紹介しています。
●本物の漆を用いた「もっとも」伝統的なやり方
●楽しく、わかりやすく、伝統的な中でも「もっとも」簡略化したやり方
●「もっとも」体に害のないやり方
●「もっとも」お金のかからないやり方

少し時間はかかっても、お気に入りの器を自分の手で繕うことができるのは、
うれしいことです。
おおらかな気持ちで、金継ぎを楽しみましょう。

【もくじ】
第1章 まずはここから
第2章 金継ぎの基礎
第3章 金継ぎの仕上げ
第4章 金継ぎの応用
第5章 キレイな金継ぎを目指して

┣■ネットを通じて骨董品を多数所有するようになりましたが(高齢化した証し?)、配送・未熟な梱包による破損事故など幾つか遭いましたね。そして中には見事なまでの「補修・金継ぎ」もありました。まさに模様として溶け込んでいたりします。同様に木材でも見事なまでに割れを防いでいる技法(名前ど忘れ)を拝見して感服しました。

┣■今ではこうした巧みな技術も継承する者が途絶えて、過去の遺産となりつつあります。効率化・安さばかりを求めて、衣食住、そして日用品まで簡素化・コピペ化していく。「文化 < 貨幣」ってことなのでしょうかね、日本の将来ってーのは。悲しいやね、コピペ人間ばかり増えてしまって。(哀) 食物工場のレタスなどまさにそんな感じがします。(笑) 

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