白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2016年 12/6 号 トランプ時代の国際情勢

 ※紙媒体と電子書籍Kindle版があります。ご購入される際には十分ご注意下さい。

Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2016年 12/6 号 [トランプ時代の国際情勢]

Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2016年 12/6 号 [トランプ時代の国際情勢]

 

┣■巻頭を飾ったのは『キューバ:革命家カストロの死去』ですが、ここ【日本】では割とアッサリと報じて終えてしまいましたね。アメリカのケツ舐め人種だから?(爆) 関連書籍・映像は【日本】でも沢山出版されており、私も多く所有しております。カストロ以前の【日本】にもまた “本物の革命家” はいたのだと思います。1969年前後のものは「革命」と言うよりも・・・ 怖いので止めておきます。(^^ゞ

┣■『米大統領選』でドナルド・トランプ氏が勝利して以来『デマ・ニュース』という指摘が世界中で蔓延していますね。小国の若者が小遣い稼ぎで、また大国ロシアの陰謀説など話が尽きません。【日本】では企業指導による記事捏造ですか。*最低ぇ* 当ブログも記事を拾いまくる『キュレーション』の典型ですが、取りあえず目を通して/一度取り置きしてから/他の意見も見聞するといった “確認・考察する姿勢”を持つことが肝要です。悪質なものだと一人で複数IDを作成して記事を上げまくり、事実であることを装うといったこともあるようですので、必ず反対意見も拾うように心掛けましょう!

www.newsweekjapan.jp

┣■『ベトナム:日露との原発建設計画を白紙撤回』。これも初耳です。TVで報じたのを見た覚えがないですねー。大丈夫か、売るときにばかり報じて、ご破算は報じなくて。どれだけ原発推進派の現安倍政権に擦り寄っているのか。(苦) 【ベトナム】に天晴れッ!

┣■特集『トランプ時代の国際情勢』は選挙後、緊急訪米した安倍晋三総理との有名な会談写真が冒頭を飾っているのですが、その後マネー主義者・孫正義氏とのより仲慎ましい面会が披露され「【日本】安倍晋三 < 【巨大ファンド】孫正義」の図式が明らかとなりました。(笑) 『日露首脳会談』の時でも同じ事をしたよね、孫さんは。「太陽光発電の買い取り価格↓」の決定に相当怒っているようです。(大笑)

┣■次期【トランプ政権】の誕生で「保護主義」の復活、世界規模での「極右の台頭」が指摘される中で、グローバル化の上で勢力分布・構図が鮮明になっていくことが予想されます。先の大戦以上に瞬時に情報/物流移動は可能となった現代、果たして激突が余儀なくされた時にはどうなってしまうのか、懸念が絶えません。

┣■世界が不景気に喘ぐ中、それじゃまず軸となる【アメリカ】経済を立て直そう!と皆の資本を融通・優遇してみたら「俺達、もっと豊かになりたい・なるべきだ!」と見返り拒否の姿勢を示したのが今回のドナルド・トランプのショックの本質だと私は思うんですよねー。今は浅はかな株価の高騰が生じておりますが、冷静に判断すれば・・・ 。私は「金融商品」よりも「実物商品」に舵を切りました。為替2割増しは仕込み損ねましたが、また大きく変動すると思われますのでね。変動しないのは物価では?

┣■『オンライン売春』『人身売買ビジネス』の記事が立て続けに掲載されています。そして『牛の遺伝子検査』の記事って、ちょっと酷くないですか?(怒) 目を惹けばいいって姿勢では【DeNA】と同じですよ !! 

┗■巻末は1987年の特集記事『双子大国アメリカ』を振り返っています。偶然では片付けられない結果は興味深いですね。この話を飛ばせば「生まれ変わり」なども調べてみたくなりますが『遺伝子分析』によりどこまでそれらの解読が可能となるのか? 研究職っていいよね、こういうので給与が・飯が食えて。(笑)

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