白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2016年 12/13 号 未来の戦争

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Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2016年 12/13 号 [未来の戦争]

Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2016年 12/13 号 [未来の戦争]

 

┣■「崔順実スキャンダル」(国政介入疑惑)に揺れる【韓国】。朴槿恵大統領はついに『弾劾』訴求されましたが、本当の民主主義を手に入れるキッカケにと国全体が活気立っているとも聞きます。が、本誌が指摘するのは「輸出主導の経済発展モデルの限界」。今世界で『保護主義』が叫ばれる中、【日本】の半分の規模(人口等)のお隣【韓国】の行く末は大変気になるところです。輸出がダメなら自営・自家生産するしかないわけですが、贅沢の極みを覚えた感のある・資源の乏しい国ってどうなってしまうのか。とても気になるところです。ハイ。。。「国民は成熟でも政治は未熟」 ?? 

┣■「【中国】が【シンガポール軍】に嫌がらせ」という気になる記事が挙がっています。「台湾との公式外交」に断固抗議する姿勢のようです。“大国の奢り”だとも言えますが、逆に関係を保ちたくなければこの手を使えばいいって話でもあります。覚えておきたいですね。同じく「ダライ・ラマ訪問」でも断固抗議するようですよ。(苦笑)

┣■次期米国【トランプ政権】の閣僚の顔ぶれは蓋を開けてみれば「軍人」と「超お金持ち」の既得権益層の面々が揃いました。“強硬政策”が懸念されますね。これに【ロシア】が絡むのでしょうか、本当に・・・ 

┣■特集『未来の戦争』“テクノロジーの進化” は、ハリウッド映画・アニメの世界を彷彿させるものばかり。まだ人が重い装備を背負わなければならないレベルの代物ですが(苦笑)、無人機・兵器は大量生産されつつあります。「AIが暴走した」というケチな理由を付けて、増えすぎた人類の調整などやり出すかもしれませんね、ホントに。(苦) 「自分は賢い」と思った者ほど暴走する。そのことを分からせてやりたいのだけれど。。。

┣■『【南スーダン】は大量虐殺前夜』を現実視させるような写真が掲載されています。生態系である以上「利権」を求める行為(対立)は避けられないのでしょうか? 「囚人のジレンマ」などでよく指摘されることでもありますけどね。同種を殺戮することが止められない、それは種によって大きな差があるのかもしれません。黒人種は過激過ぎますね、良い面でも悪い面でも・・・ 。

┣■『中国的賭博依存症の悲哀』が面白いッ! 『ギャンブル依存症』もお国柄って現れるものなのかもしれませんね。(笑) 「社会的環境」要因が大きいのは当然なんだけれども。「楽して儲けたい」というよりも「いつ奪われるか分からない」不安が “人生ギャンブル!” 心を煽るのかもしれません。

┣■世界トップ【バドワイザー】でもアメリカの壁? なかなか興味深いです。肝心の味付けもあるでしょうが、馴染みといった習慣性も大きいのでしょうね。それを「マーケティング」と称して掘削し・割り込んでいくわけですが・・・ 。日本企業のM&Aは本当に上手く行っているのでしょうか? 単なる知恵不足&カネ余りなのでは ?? 

┗■1963年に就任した第36代米大統領リンドン・ジョンソンと、2017年に就任する第45代米大統領ドナルド・トランプは類似する !?  『ケネディ・ショック』で予期せず大統領に就任したリンドン・ジョンソンは「『公民権法』を成立させて人種差別撤廃に貢献」した反面「『ベトナム戦争』に関与を強めて米国民の支持を失った」。なかなか興味深い話です。似てるでしょうか、この両者 ?? 「歴史は繰り返す」ともよく言いますけどね。

 

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