┣■編集欄でも自負しておりますが、前回の【三菱】に続く財閥シリーズ第二弾。その規模から【三井】【住友】の徹底解説と、日本各地の【地方財閥】の系譜などを網羅しています。やはり同グループに加わる高学歴者などは手にしてしまうんでしょうね、きっと。(笑) 私個人的には【住友】と【三菱】に多少関わりを持っておりましたので、その内幕を知って「なるほどね」と納得したのでありました。「人の三井」は別に「人が良い三井」って訳じゃないこともよーく理解できましたし。(苦笑) いい特集だったと思います。
┣■【地方財閥】に関してもなかなか面白いですよ。九州【麻生財閥】の躍進ぶりも伺えて大変興味深かったです。“あの時”、ご長男と国会周辺の路上でニアミス・すれ違いましたが、“狩る”なら最大のチャンスだったのかもしれません。(大笑) SP警護はもう少し見直した方がいいかもしれませんね。それとも人によるのかな?(苦笑)
┣■パッと見“つまらなそう”に思えたNews群ですが、【キリン】トップへのインタビュー、【東芝】の無茶ぶりな売却要求案など結構突っ込んだ内容が多く、想像を膨らまして読み終えるのに時間を要してしまいました。やはりインタビュー記事は本音が伺えて面白いです。【ノキア】トップの変革話も面白かったですね。これが日本でも実現できれば、今こんなに苦労していないのだろうけど。(苦笑)
┣■【米国】の選挙分析、【中国】の財政/金融政策もなかなかよく書かれていました。考えさせられます。
┣■『数字は語る』では「実質雇用者報酬は1年半前に比べて4.9兆円も増加」しているにも関わらず、将来の所得見通しの悪化を考慮して消費は増えず・強い減少を示している。非常に興味深い数字でした。この量では日本国内に住む者の不安を取り除くには「足りない」ということでもあります。「消費増税延期」だけで済みそうなレベルでもなく、「消費税そのものの廃止」または「所得税の減税」など財政政策での大ナタが必要のようです。これもやはり【財務省】次第なのでしょうか? 昨今流行りのスキャンダルを同省官僚共に仕掛けたら、案外スムーズに改革できるのかもしれませんね。(笑)
┗■今週号はライバル誌でもそうだったのですが、特別広告が多く刷り込まれていました。分厚い。薄っぺらだと損をした気分になりますが、逆にこれだけ広告記事が多いのも嫌な気分になりますね。持ち運ぶ面で大きなマイナスです。記事は激戦して「ワンコイン」既に電子版では行われておりますが、特集・Newsに絞るのもいいのかもしれません。