┣■今月号はなぜか届くのが遅れた。出版元が締め切りオーバーしてしまったのだろうか? まぁ慌てるものでもないので数日くらいならば別にいいんだけれど。
┣■今回はブロック経済。ASEAN【東南アジア】と【中央アジア】の市場事情がリポートされている。一見取っつきにくい記事に見えたが、地図と照らし合わせて読んでいくとこれがまた面白かった。あんな広大な土地に人口が1千万~2千万くらいしかいない。またもう既にASEAN地域でさえ「労働力の奪い合い」が起こっているという話を聞くと「うわ~この先どうなっちゃうのかなぁ」と色々考えてしまう。
┗■個別間の【FTA】はもう古く【TPP】などブロック経済圏が今の主流だと【韓国】を揶揄する記事が他誌で見られたが、実際どうなんだろう。【EU】はご覧の有り様で決して上手くいっているとは思えないし、ポイントは「人材の流動」「均等・バランス」なんだろうね。うーん、面倒くさいね【経済圏】って。(苦笑)
ジェトロセンサー2015年11月号 | 出版物 - ジェトロ
2015年末に迫ったASEAN 経済共同体(AEC)の発足。単一の市場・生産拠点の完成を目指すAEC の「統合」の進展の度合いはいかん?市場として、また生産拠点としての重要性が高まるASEANへの期待は大きい。日本企業の進出が拡大するゆえんである。また、域内地場企業の国境を越えての投資活動も活発だ。
AEC の発足は、ASEAN 域内のビジネス環境を変えるのか?変えないのか?変えるとすればどのように変えるのか?中長期的な課題にASEAN はいかに対応していくのか。発足前夜を迎えたAEC を総点検し、将来の展望を試みる。目次
【特集】発足!AEC ~ASEAN経済共同体総点検~
ASEAN経済共同体「統合」の実態とは?
AECを主導するマレーシアマレーシア経済研究所 シャンカラン・ナンビア上席主任研究員に聞く
AECに日系企業が寄せる期待
統合進展への諸課題
緩やかな統合を目指すAECEU型統合との違いは?
ASEAN貿易構造へのインパクトは?
AECのチャンスとリスク 亜細亜大学アジア研究所所長 石川 幸一教授に聞く
自動車産業の生産立地再編へ
電気電子産業にみる「事実上の統合」
サービス投資自由化は鈍化
単一市場を視野に域内事業拡大AEON ASIA社長に聞く
金融統合の進捗状況は
高度人材の移動の自由化促進を
タイのCLM労働者の実態
ポスト2015ビジョン
【特別リポート】中央アジア市場 競争と協業の舞台
データで見る中央アジア5カ国
中央アジア5カ国ビジネス事情 独立から四半世紀を経て
第三国からのアプローチ
ロシア:中央アジアでの求心力強化を狙う
中国:「一帯一路」で相互補完強化を
韓国:人的・歴史的つながりを利して
トルコ:先行参入の経験に強み
専門家はこう見る 中央アジアをめぐる中・ロの思惑とは
物流ルートの現状と展望
<コラム>カザフスタンのWTO加盟は年内にも
日本企業の取り組み事例
キルギス、カザフスタン IHIスター
タジキスタン 宏輝
トルクメニスタン サタケ
カザフスタン ニチバン
<コラム>EEU未加盟国の思惑は?
【エリアリポート】
<世 界>サービス規制緩和は輸出拡大の好機
<中 国>高齢者ビジネスの先を見据えて
<スリランカ>ニッチ路線で成長するICT産業
<米 国>フラッキング廃水再利用への道
<ブラジル>自動車産業は戦略転換期に
<英 国>ロボット大国を目指す
<ウクライナ>山場迎える4つの課題
<イラン>開かれる一大市場
【連 載】
<物価ウオッチング>欧州編 ウィーン/ブカレスト
<ルールを創る~標準化競争に挑む(3)>“理”と“利”の同時追求を
~ダイキンのルール形成戦略~
<国柄・土地柄・暮らしぶり>米国/シカゴ
ウエスト・ループがトレンディー街に
<挑戦!国際ビジネス>宮城県 日高見の国 復興から発展へ 被災地6社の挑戦