白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2015年 7/7 号 南シナ海を占拠する 中国の深謀/ギリシャに漂う「危機疲れ」

 

Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2015年 7/7 号 [南シナ海を占拠する 中国の深謀]
 

┣■特集記事に辿り着く前に盛り沢山な内容。『同性婚』『米中南シナ海問題』『欧州アフリカ難民問題』また「米中どちらが世界で求心力が高いか」など非常にタイムリーで興味深い。小記事でもピリッと効いている。羨ましい限りだ。

┣■特集の2記事はまぁそれなりに楽しめた。ちょっと話がメジャーすぎたかな?

┣■今号の最大の目玉はヒラリー・クリントン女史だろう。1969年“ガリ勉”時代の写真が大きく掲載されている。インパクトはでかい。1974、78、80年と貴重な写真が続く。人は外見だけではないが、やはり偉人と言われる人の経緯は誰しもが知りたいところだ。女史には中身もビッシリと詰まっていることが想像できた。

┗■堂々8頁、現地写真で我々読者に伝える『シリア内戦、忘れられた犠牲者』。心が非常に痛む大問題だ。『no more war』と口にし/歌にもしてしまうけど、現実はこれだ! おもてなしの心? 単なるゴマすりじゃないのか?(怒)

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