白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2015年 11/10 号 アメリカ vs 中国/アメリカのLBGTの終わらない闘い

 

Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2015年 11/10 号 [アメリカvs中国]

Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2015年 11/10 号 [アメリカvs中国]

 

┣■『ミャンマー政府の主導で進む、ロヒンギャ絶滅作戦』という過激な見出しに目が止まる。スーチー女史率いる野党が大勝利したわけだけれども、果たして彼女らの与党政権は実際に殲滅などするのだろうか? かなり気になる話だ。

┣■『南スーダン内戦』の混沌とした様子が綴られている。事実確認できていないので詳しくは語れないけれども、内戦と言えども武力衝突は実に悲しい結末しか導かない。政権を担う者には簡単に「戦おう」などと口にして欲しくはないね。

┣■特集記事の『米中』問題に関してはあまり目新しいものは無かったかな。「気付かないうちに中国は勢力を広げる」というアメリカの見解には笑ったけど。「三歩進んで二歩下がる」ようなやり口ですからね、あちらは。(笑) アメリカの方が甘いだけだ。

┣■『アメリカのLBGTの終わらない闘い』は「性の在り方」と称して三代も経るとストレート異性愛者が6分の1ほどで、バイセクシャル両性愛者が3分の1、レズ/ゲイが6分の1ずつなどという図式が掲載されており、ちょっと驚いた。マジでか !? それじゃ今まで多くの人が我慢してストレートを演じていたわけなの ??  う~ん、真面目に考えるとかなり怖い話だと思う。抑制から解放された人類は一体どこへ向かうのか? 本当にそう不安に感じてしまった。

 ┗■またインドの社会問題が大きく取り上げられている。現大統領は期待薄で早くも国民からソッポを向かれてしまったそうだし、どうなってしまうのだろうか。

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