┣■封を開けた時、パッと見すごく地味な表紙なので、“何ーも感じない”でソファーに放り投げてしまったのですが、読みにくい黄色い文字で【佐藤優】と書かれてあることに気づき、しかも同氏の横顔姿も写っている。となると受ける印象がガラリと変わってしまうのだから、“ネームバリュー”の偉大さに今更ながら感じ入ってしまいました。(笑)
┣■前号はあまりの“出来の悪さ”に嘆きっぱなしでしたが、今号はしょっぱなから引っ掛かる&突っかかる。非常に気になる記事のオンパレードです。格好の待合所の必須アイテム。特集前にガンガン頭に入ってきます。
┣■肝心の特集記事の方ですが、正直申して佐藤優氏の話は今ひとつ。よく見かける「そうなの凄いね」的な話。しかしその後に続く者達が凄いっ! 今巷を賑わす著名人が己の技術を惜しみなく公開してくれます。こりゃ凄いッス。へぇ~もMAX状態になりました。さらにテクニック集あり、ちょっと息抜き的な蛭子能収が加わっていたり(笑)、最後の締めに我が子の「ハーバード流時間術」を披露。これは番宣的な意味合いが少しありましたけど、かなりデキのいい特集記事だったと思います。取材力の高さを改めて感じましたね。ホント。
┣■巻末に「祝!世界遺産『明治の産業革命』跡をゆく」というカラーミニ特集が組まれてますが、今までちょっとお目に掛かったことがなかった【長崎造船所】【八幡製鉄所】の非公開施設の写真が掲載されていました。NHK【ブラタモリ】でも踏み入れられなかった場所かと。ちょっと“工場萌”しちゃいました。(笑)
┗■ただ気になるのが、記事の間に広告が挟まったり、特別広告企画の多さでしょうか。今の廃れかけたテレビ同様、あんまり下手な所で広告を入れると終いには最初から手にとっても貰えずそっぽを向かれてしまうかと。これだけの雑誌でもやはり部数が減っているのでしょうか・・・?