┣■今週は奇しくも巻頭2記事でライバル誌と同ネタ対決。私個人の軍配はこちら東洋経済に挙がった。読み易い&簡潔した内容。これなのよ、東洋経済に求めているものは! 取り上げる題材とタイミングさえ噛み合えば本当に良い雑誌なのです。頼む、ガンバッテ下さい !!
┣■特集の方は、巻頭>メインでした。表紙にすら載らない巻頭特集『景気回復の幻影 それでも消費はよくならない!』ですが、こちらの方が身に迫る内容なのでもっと詳細な情報が欲しくなります。
┣■逆にメインの方は定番行事の『保険』ネタ。緊急性はそれほどでもない。各保険毎に具体名を挙げてランキングのベスト/ワーストを掲載するなど、特集を組むだけの努力は窺えるのだが中途半端。どの保険でもリスク面を強調していたので、どうせならワーストねたばかり集めて書けばいいのにと思った。いっそのこと株価同様に週単位で各保険の加入者ランキングを見開き1頁でも割いて掲載すればいいのでは? 特集では新たに生まれた保険と、今現在のお得度&危険度をお知らせすればいいんじゃないでしょうか。
┗■巻末コラム『生涯現役の人生学』(作家 童門冬二)がちょっと良かった。“まちづくり”に対する要件を掲げ、太古の歴史と照らし合わせた話に思わず考えさせられてしまった。我々は本気で歴史という遺産を見つめ直すべき時なのではないでしょうか。