白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

週刊ダイヤモンド 2015年 10/3 号 いまさら聞けない IoT の全貌/徹底検証 新国立競技場 “戦犯” は誰だ!

 

週刊ダイヤモンド 2015年 10/3 号 [雑誌]
 

┣■う~ん、この特集を任された人は大変だったろうなと思った。『IoT』一見すると泣き顔みたいな顔文字だけれども(笑)、広大な第四世界ともいわれる「インターネット」と「日常のモノ」とをセンサーを通じて繋げようという構想。もう既に取り入れられているモノも多くあるが、その世界観が広すぎて読者に伝えるのは骨だったろうなというのが覗える誌面構成になっている。ご苦労様。(苦笑)

┣■第4次産業革命と位置づけられている『インダストリー4.0』または『インダストリアル・インターネット』ですが、突き詰めれば「オーダーメイド」職人が充実した社会になれば、センサー付けなくてもいいんじゃね?というのが今回の特集を読んで見ての私の率直な感想だ。大量生産をより効率良く・魅力ある商品とすべく練られたものだと思うのだが、これは資本主義が抱える「格差」「弱肉強食」社会をさらに助長するものであると思うし、電力供給が途絶えてしまったら死滅しちゃうじゃん、こんなの。(爆) より個性的なモノを世の中が必要としているとするならば、私なら優秀な職人を多く抱えて販売網の構築を練りますけどね。衣食住全ての分野においてね。雇用問題も解消できるし、現代社会を平穏に過ごすためには、各個アメーバーのごとく生息していける社会だと私は思う。 う~ん、なかなか良いこと言ってるんじゃないか、コレ。俺って実は相当賢いのでは・・・ (^^ゞ

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┗■第二特集『新国立競技場 “戦犯” は誰だ!』はゴシップ記事ですね。ガチリアルな話なのかもしれないけれど、不快感しか残らなかった。また出版上、間に合わなかったのかもしれないが、下村博文 文科相が辞任。「小物だ」なんだと散々言われ、最近はめげずに積極的にTV出演していたんだけどね。残念です。利権、出世欲、個別的な好き嫌いなどが絡み合った世界。オリンピック招致はまず組織体制を十分に吟味してから決断を下すべきだと強く思う。8月酷暑の東京五輪。プロ競技との兼ね合いから移動された日程。この段階で「日本は無理だ」という決断が、招致委員会にもスポーツ選手達にもして欲しかった。甘い、甘い、甘いッ! 私はオリンピックが完全に嫌いになった。もうNews番組に流れる情報だけに留めようと思う。

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