┣■「あぁ、またExcel か」と思わずため息が漏れた。会社勤め人以外には、ほとんど無用とも言える表計算ソフト。いや、集会などの資料作成に使うか? 私の場合は膨大なデータ処理(競走馬データです(笑)。)として『Access』を独学で使っていたので、本当意味ないんですよね。図表など頭の中で想像すれば済むことなので。と、そんな思いで読み始めた。
┣■「巧い」。つい先日も【日経ビジネスアソシエ】にて『Excel 特集』が組まれていたが、これはパッと見で頭に入りやすいと思う。「3分でマスター」と謳っているが、頭に残りやすい各機能・スキルがプロ級テクニックとして46個紹介されている。コンパクトに巧くまとめられていて、まさにビジュアル図解されていた。
┣■またこの特集で良かったのが、数あるExcel 解説本から初級/中級/上級者向けに3冊ずつ取り上げて率直な意見が述べられている点。「多くの人が我流。体系的に理解する・引き出しを沢山持つなら本よりもスクールに通うのが有効」などと正直に述べられており、好感が持てた。「某大企業が活用しているテクニック」なんてのは不要なんだよね。特別付録(サイト上からダウンロード)『100万円貯まる!エクセル家計簿シート』は「そういう捉え方をするのか」と感心した。Excel 以外でも使えそうだ。(笑)
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┣■大前研一氏のコラムで「残り任期3年、安倍政権に打つ手なし」に強く同感。ただし経済政策面には私は否定的な意見だけどね・・・ 。
┣■今やありきたりの『爆買い中国人』ネタは、TVなどで報じる「日本(製品など)は良いからね」という目線ではなく、「本当の中国人観光客の実態」が紹介されており、まさに “目から鱗” だった。「中国人が一番感動したものは?」、必読である。心が少し洗われたような気がした。
┗■最後は『知的武装講座』に、浜田宏一 イェール大学名誉教授・内閣官房参与が登場。中国当局の市場介入を否定し、不要な円高を食い止めたければ、さらなる金融緩和を提言していた。確かに同氏が強く否定した「消費税増税、反対」は見事に的中した。しかし歯止めの利かなくなる「さらなる金融緩和策」はどうだろう。円の価値が下落し続けて「働けど働けど、お札は増え続けたけれど、我が暮らし楽にならず」にならないだろうか? いわゆる「インフレ&破綻」だ。理性の働かないHFT超高速取引によって、その危機は想定以上にあっという間に訪れはしないか? 今の国政を司る連中を見ていると不安で*2で仕方がない。