白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

新編みちのく源流行

 

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※ 『みちのく源流行 : マタギ道をたどった山釣り紀行』の続編?

 

 目次
01暗門川流域
02我谷 赤石川
03笹内川秋色
04津梅川のマス道
05雨の津軽半島彷徨
06「白竜峡」黄瀬川
07追良瀬川地名考
08大小川沢無情
09小阿仁川旭又沢遡行
10春を待ちわびて冬の釣り
11横沼のまぼろし
12岩木山 岳温泉「赤格子館」
13滝ノ股川大クロス沢
14大川のマタギ伝承
15中村川の想い出
16粕毛川夕景
付 白神山地の滅びゆく自然
あとがき

 

 
根深誠による著書『新編みちのく源流行』(路上社、1984年刊)の主な構成・目次は以下の通りです。
本書の主な構成
本書は、著者が東北地方(みちのく)の険しい渓流を遡行し、イワナを求めて源流を目指した記録をまとめた紀行文です。主な収録内容は、白神山地(赤石川、追良瀬川など)を中心とした源流釣行記となっています。 
  • 第1章:津軽の山と川(白神山地の源流)
    • 赤石川遡行記(日本海へ注ぐ「金の鮎」の川)
    • 追良瀬川のイワナ(白神の奥深く、原生林を流れる川)
  • 第2章:北東北の源流をゆく
    • 岩木山周辺の渓流
    • 十和田・八甲田山系の釣り
  • 第3章:源流釣りの思想と技術
    • 単独行の心得
    • イワナの生態と保存について
  • 巻末:あとがき
本書は、1980年代当時の東北の豊かな自然と、開発によって失われゆく源流への惜別、そして自然保護への提言を含んだ内容となっています。 
※詳細な章題は版によって多少異なる場合がありますが、白神山地の赤石川や追良瀬川の記録が中核をなしています。