白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

歴史をうがつ眼

 

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出版社内容情報

司馬遼太郎との10時間にも及んだ伝説の対談「日本の歴史と日本人」、青木和夫を聞き手に清張史学のエッセンスを語った表題作ほか、日本とは何かを問う歴史講演・対談集。単行本初収録三篇。
【没後30年記念出版】

【目次】*=初収録
思考と提出―私を語る*(随筆)松本清張[1973]
日本の文化*(講演)松本清張[1972]
日本の歴史と日本人(対談)司馬遼太郎×松本清張[1973]
歴史をうがつ眼*(対談)青木和夫×松本清張[1978]

内容説明

日本とは何かを問う極上の歴史談義。司馬遼太郎との伝説の10時間対談を収録。

目次

日本の文化―講演 松本清張(巨大な墳墓の誕生;財産費消で王朝交替;前方後円墳のナゾ ほか)
日本の歴史と日本人―対談 司馬遼太郎×松本清張(日本人はどこから来たか;朝鮮半島と日本の関係;日本人北方民族説 ほか)
歴史をうがつ眼―対談 青木和夫×松本清張(古代史と現代史と;文献史学と考古学と;聖徳太子とその時代 ほか)

著者等紹介

松本清張[マツモトセイチョウ
作家。1909(明治42)年、福岡県小倉(現北九州市)に生まれる。51年、“週刊朝日”主催の“百万人の小説”で「西郷札」が三等に入選。53年「或る『小倉日記』伝」で第28回芥川賞を受賞。56年に作家専業となる。58年に刊行した初の推理長篇『点と線』は大ベストセラーになり、一大推理小説ブームを引き起こす立役者のひとりとなった。70年『昭和史発掘』で第18回菊池寛賞、90年朝日賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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