白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

もっと知りたい司馬江漢と亜欧堂田善 生涯と作品

 

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出版社内容情報

「西洋の写実性」で描かれた「和の風俗と風景」の奇妙で美しい合わせ技である江戸期の「洋風画」を、代表する2人の作家を通して紹介。江戸の「江漢」と須賀川の「田善」を対比させながら、洋風画の全貌に迫る。

目次

第1部 司馬江漢(浮世絵師、春重;中国風を究める;洋風画へ;科学と叙情;文人洋風画家;江漢は本当に「早すぎた近代人」だったのか?)
第2部 亜欧堂田善(絵画技術の習得;油彩画と銅版画の円熟;西洋画法の更なるゆくえ;東北の円山四条派;現代人の心をつかむ造形)

著者等紹介

金子信久[カネコノブヒサ]
1962年、東京都生まれ。慶應義塾大学文学部哲学科美学美術史学専攻卒業。福島県立博物館などを経て、府中市美術館学芸員。担当展覧会に「亜欧堂田善とその系譜」(福島県立博物館、1990年)、「司馬江漢の絵画―西洋との接触、葛藤と確信」(府中市美術館、2001年)、「亜欧堂田善の時代」(府中市美術館、2006年)、「リアル最大の奇抜」(府中市美術館、2018年)など。「亜欧堂田善の時代」展の企画と図録論文で第18回倫雅美術奨励賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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