白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

「19世紀」でわかる世界史講義

※紙媒体と電子書籍Kindle版があります。ご購入される際には十分ご注意下さい。

www.kinokuniya.co.jp

 

出版社内容情報

19世紀、近代国家と資本主義の誕生が世界史を生んだ。マルクス学の第一人者による世界史講義。

内容説明

歴史の流れと資本主義の論理がわかる。マルクス学者が通常の歴史学・経済史を超えて、哲学、文学、宗教、民族、言語、芸術、モードまで、“知の全体史”を踏まえて構想した怒濤の19世紀世界史講義。フランス革命から第一次世界大戦終結までの「長い19世紀」が世界史と戦争と格差・貧困の現在を解き、未来を読むカギになる。

目次

世界史を語る意味
第1部 18世紀(世界史とは何か;先進アジアと後進ヨーロッパ;ヨーロッパの真実;近代という視点―三十年戦争国民国家絶対王政啓蒙主義―アジアの閉塞とヨーロッパの世界進出;17世紀から18世紀に至民主革命;絶対王政の崩壊と国民国家の勝利;国民国家による歴史の読み替え)
第2部 19世紀(労働運動の増大と社会主義共産主義アメリカへの移民;貴族支配とブルジョワ;ロシアの南下と黄禍論の再燃;世界市場の分割 帝国主義の時代;産業資本主義から金融資本主義への移行)
第一次世界大戦と19世紀の終焉

著者等紹介

的場昭弘[マトバアキヒロ]
1952年生まれ。神奈川大学教授。慶應義塾大学大学院経済学研究科博士課程修了、経済学博士。マルクス研究の第一人者。社会思想史、マルクス経済学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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