出版社内容情報
近代京都画壇で活躍し、優れた写生力と卓越した表現力を駆使して動物たちの躍動感溢れる姿やすがすがしい山水を描いた木島櫻谷(1877-1938)。傑作の誉れ高い大作から写生帖まで、様々な角度から名作の数々を紹介する初の作品集。
目次
木島櫻谷の生涯
第1章 動物―語りかけるまなざし
第2章 花木―いのちの讃歌
第3章 人物―線に凝縮された人生
第4章 山水―こころの旅の行方
特集 衣笠の邸宅著者等紹介
実方葉子[サネカタヨウコ]
1969年、兵庫県生まれ。京都大学大学院文学研究科美学美術史学専攻、博士課程単位取得退学。1997年より泉屋博古館(京都)で学芸員を務め、現在、泉屋博古館学芸部長。2010年より公益財団法人櫻谷文庫と共同で木島櫻谷の遺品調査を継続(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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