出版社内容情報
中国大陸、香港、マカオ、台湾という日本社会と隣接する地域が第二次世界大戦終結後、いわゆる戦後の約80年のなかでどのような歴史をあゆんできたのか。揺れ動く世界の状況のなかで大国中国の動向がますます注目される現在、その歴史を理解し、未来を展望する道筋を示す。
内容説明
大陸中国、香港、マカオ、台湾をめぐる第二次世界大戦後から現在にいたる歴史。図版や史資料も活用しながらコンパクトにまとめたいま、中華圏と向きあうために必須のテキスト。
目次
序章 近代国家中国のあゆみ―変革の時代(1900年代‐40年代)
第1章 大陸中国―建設と混乱の時代(1950年代‐70年代)
第2章 大陸中国―発展と強国の時代(1970年代‐)
第3章 マカオ―中国と世界の狭間(1950年代‐)
第4章 台湾―民主化の成熟(1950年代‐)
終章 中華圏と中華文明のゆくえ著者等紹介
中村元哉[ナカムラモトヤ]
1973年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科教授
森川裕貫[モリカワヒロキ]
1979年生まれ。関西学院大学文学部教授
関智英[セキトモヒデ]
1977年生まれ。津田塾大学学芸学部准教授
家永真幸[イエナガマサキ]
1981年生まれ。東京女子大学現代教養学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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