出版社内容情報
フランス、アメリカ、ロシア、中国……。列強は新たな脅威に直面し、それと戦うためのよりよい方法を模索している。軍隊をどう組織し、戦略をどう決めればいいのか。緊張下にある世界を、80点を超える地図、グラフ、図をもちいて分析し、軍事・戦略問題の観点から光をあてている。
内容説明
緊張下にある世界を、80点を超える地図、グラフ、図とともに分析、軍事・戦略問題の観点から光をあてている。
目次
戦略、原理、手段(21世紀の軍事戦略;情報収集、伝達・通信システム、後方支援;陸の戦力;海の戦力;空の戦力;大気圏外;サイバー攻撃とサイバー戦争;安全保障の世界的「民営化」;ミサイルと対ミサイル防衛;核の惑星;核抑止力;軍備管理、軍縮、拡散防止;エネルギー、原材料資源と紛争;防衛産業と兵器輸出;自然環境と防衛)
戦争の遂行者たち(世界の軍隊;非国家武装勢力;アメリカの軍事力;ヨーロッパの新たな「戦域」;フランスの防錆―戦略、予算、装備;フランス軍の配備;ロシアの軍事力;中国の軍事力)
危機と緊張(ジハード・テロ;アジアにおける緊張;北朝鮮の核危機;緊張が高まるペルシア湾;シリア―革命から戦争へ;危機にある中東;サヘル―展望としての戦争?;アフリカ―ジハード主義と内戦;「戦略的:北極)
戦争の未来(「気候変動戦争」?;テクノロジーと軍事活動における人間の未来)
付録著者等紹介
テルトレ,ブルーノ[テルトレ,ブルーノ] [Tertrais,Bruno]
フランス戦略研究財団(FRS)副所長。地政学と国際安全保障問題のスペシャリスト
土居佳代子[ドイカヨコ]
翻訳家。青山学院大学文学部卒
ピオレ,ユーグ[ピオレ,ユーグ] [Piolet,Hugues]
フリーのジャーナリストで、画像によるコミュニケーションを専門とする。パリの美術学校エコール・エスティエンヌ卒業。雑誌、書籍、広告の分野にコンピュータグラフィックの膨大な作品があり、月刊誌「GEO et Historia」とフランス語版「ナショナルジオグラフィック」のイラストを長年にわたって担当している。とくに好んでいる分野は地政学、エコロジー、歴史、視覚芸術、旅行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。