内容説明
日本屈指の古美術店「壷中居」の創業者が骨董ひと筋に歩んだ六十有余年の歳月を綴る多彩なエッセイ一五〇篇を一挙収録。
目次
歩いた道(歩いた道;この商売;業者と客人;あの品この品;北京往来 ほか)
骨董裏おもて(骨董とは;骨董の価値と値段;資産としての骨董;骨董の動き;土中と伝世 ほか)
著者等紹介
広田不孤斎[ヒロタフッコサイ]
本名・松繁。1897年(明治30)、富山県八尾町(現富山市)に生まれる。十二歳で上京し神通薫隆堂に入る。1924年(大正13)の関東大震災後、西山南天子とともに古美術店「壷中居」を創業。優れた収集家としても知られ、コレクションのほぼすべてを東京国立博物館に寄贈し、その翌年の1973年(昭和48)に逝去。勲四等瑞宝章叙勲(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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