白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

週刊東洋経済 2020年07月18日号 コロナ徹底検証/香港問題めぐり米中激突 加速するデカップリング

※紙媒体と電子書籍Kindle版があります。ご購入される際には十分ご注意下さい。

週刊東洋経済 2020年7/18号 [雑誌]
 

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日本での新型コロナウイルス感染者数や死者数が少ないことについて、「日本人のまじめさや清潔好きのおかげ」といった論調もあります。しかし、子細に振り返ると、とても褒められたものではありません。PCR検査、医療体制、ワクチンや治療薬の開発、経済対策……。その場しのぎで何とか対処したというケースが散見されます。

次の感染拡大に向けて何をすべきなのか? 第1波における日本勝利のミステリーについて徹底検証し、第2波への適切な備えについて考えていきます。


【特集】コロナ徹底検証

Part1 [ 政策 ]の功罪
8割削減にバッシングの嵐 「自粛過剰」批判は妥当か
コロナ禍を克服できるか 石油ショックからの教訓
リスクに見合った賢い対策を 経済や学業の犠牲は限界
重要情報がわからず検証不可能 疑惑深まる持続化給付金
悪影響は卒業後も続く 全国一斉休校の深い爪痕

Part2 [ 第1波 ]を検証
なぜ死者数が少なかったのか “日本勝利”のミステリー
「感染を抑え込めたのは ただ運がよかっただけ」●神戸大学大学院 教授 岩田健太郎
「教訓」生きず、PCR目詰まり 気づけば感染対策の後進国
“命の砦”で何が起きていたのか そのときICUは地獄だった
「もう次の波は来ている 短期間で体制構築を」●国立国際医療研究センター 大曲貴夫

Part3 [ 第2波 ]に備える
往来再開が「第2波」の引き金に? 水際対策の難しい舵取り
「五輪選手の感染対策 実務はかなり難しい」● 国際医療福祉大学医学部教授 和田耕治
接触確認」の可能性と限界 ITで感染を予防できるか
「行政とIT企業が連携し ビッグデータを活用せよ」 ●慶応大学医学部教授 宮田裕章
感染爆発の米国、ブラジル 経済活動再開の視界不良
「コロナは貧困国を直撃 制圧には時間がかかる」 ●世界エイズ結核マラリア対策基金 局長 國井 修
PCR検査の拡充と新手法の開発 検査難民は解消されたのか
国益を懸けた開発競争 ワクチン開発 各国が火花
感染症に強い街づくりへ 人の移動の見直しも重要」 ●北海道大学大学院教授 西浦 博

スペシャルリポート】
香港問題めぐり米中激突 加速するデカップリング
 国家安全法で香港を取り仕切る男の“度量”

【ニュース最前線】
東芝vs.モノ言う株主 取締役選任案めぐる攻防戦
不振の国内販売をテコ入れ 日産、新型SUVの重責
電力営業で相次ぐトラブル 事業者の狙いは「検針票」

連載
|経済を見る眼|コロナ禍で見えた新しい暮らし方|柳川範之
|ニュースの核心|ベーシックインカム待望論の危うさ|大崎明子
|フォーカス政治|近づく「コロナ総選挙」は 歴史的な転換点となるか|塩田 潮
|グローバルアイ|独裁者と手を結ぶ破廉恥な国際金融|ダロン・アセモグル
|INSIDE USA|急変する米世論の人種観 黒人男性の死が問うたもの|肥田美佐子
|中国動態|超高速化する中国のリニア 営業運転の展望は開けず|田中信彦
|財新|深圳市EV向け独自補助金のからくり/中国の自動車業界にデフォルトの連鎖
|マネー潮流|リスクオンでも1ドル=90円目指す|佐々木 融
|少数異見|日本の高齢者が施設で丁寧に守られる理由
|トップに直撃|デジタルハリウッド大学 学長 杉山知之
|人が集まる街 逃げる街|栃木県 日光市|牧野知弘
|知の技法 出世の作法|米国が抱える病理を指摘 北朝鮮の意図は何なのか|佐藤 優
|経済学者が読み解く 現代社会のリアル|選挙の直前に増える? 政治家の「実行なき発言」|後藤 潤
|話題の本|『ADHDの正体』の著者 岡田尊司に聞く ほか
クラシック音楽最新事情|コンサート宣伝の未来 「紙の束」は消えるか?|田中 泰
|「英語雑談力」入門|window of opportunity|柴田真一
|経済クロスワード|コロナ危機と医療
|編集部から|
|読者の手紙 次号予告|

 

 

 

 

 

 

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