白狸の考現家 +図書

40手前で「読書」に目覚めた遅口です。知が凝縮された「宝物」。気付くのが遅すぎました・・・

図録「細川家の至宝 -珠玉の永青文庫コレクション-」(2010年 東京国立博物館)

 

www.tnm.jp

特別展「細川家の至宝-珠玉の永青文庫コレクション-」 / 平成館 特別展示室   2010年4月20日(火) ~ 2010年6月6日(日)

  
黒糸威二枚胴具足
細川忠興(三斎)所用
安土桃山時代・16世紀
永青文庫蔵

 旧熊本藩主・細川家に伝来した文化財を後世に伝えるために、16代当主細川護立が昭和25(1950)年に設立した永青文庫所蔵の名品ならびに細川家ゆかりの品々を紹介します。細川家の歴史と美術、日本の伝統文化に触れるとともに、近代日本を代表する美術コレクターである細川護立の眼と人物像に迫ります。

 

 

 

第1部 武家の伝統―細川家の歴史と美術―
第1章 戦国武将から大名へ―京・畿内における細川家―
第2章 藩主細川家―豊前小倉と肥後熊本―
第3章 武家の嗜み―能・和歌・茶―
第2部 美へのまなざし―護立コレクションを中心に―
第1章 コレクションの原点
第2章 芸術の庇護者
第3章 東洋美術との出会い

 

 

www.kyuhaku.jp

珠玉の永青文庫コレクション - 細川家の歴史と華やかな大名文化

鎌倉時代より700年続く名家、細川家。東京・目白にある永青文庫は、細川家に遺(のこ)る文化財を後世に伝えるため、昭和25年(1950)、第16代当主・細川護立(もりたつ)によって設立されました。現在では、約8万点を超える品々を収蔵しています。
本展では、貴重な永青文庫コレクションの中から、武具、絵画、書跡、茶道具、能道具などの優品を通して、細川家の歴史と華やかな大名文化をご紹介いたします。

武と美に生きた700年 - 細川家の歴史をいろどる有名人たち

長い歴史を有する細川家には、代々当主はもとより、歴史に名を刻む人物にまつわるものも数多く伝えられています。たとえば、織田信長や羽柴秀吉、徳川家康といった時の天下人や、茶の湯における美を追求した千利休など、誰もが知る有名人ゆかりの品々は、細川家の武と美の歴史を、わたしたちにより身近に、より鮮やかに印象づけます。
歴史をいろどった人々の息吹を、細川家の名宝に感じていただければ幸いです。

美への深いまなざし - 稀代のコレクター、細川護立

永青文庫コレクションには、設立者である細川護立(1883〜1970)の蒐集(しゅうしゅう)品が多数含まれています。代表的なものとして、白隠(はくいん)、仙厓(せんがい)などの禅画や、唐三彩などの考古出土物、そして近代絵画などがあげられますが、それらの中には後に高い評価を得たものも少なくありません。
ひとたび美を直観したものは、果敢(かかん)に蒐(あつ)めていった細川護立。稀代のコレクターであった護立の、すぐれた蒐集品を展示いたします。

会期

平成24年1月1日(日・元日)〜3月4日(日)
*会期中展示替えを行います

 

 

 

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