もっと知りたいラファエッロ―生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)
- 作者: 池上英洋
- 出版社/メーカー: 東京美術
- 発売日: 2009/12/20
- メディア: 単行本
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ルネサンス三大巨匠のひとり、ラファエッロの全貌を紹介した初めての入門書を刊行!
●「聖母子の画家」だけではない、意外と知られていないマルチな才能
ラファエッロは素描家、神話画家、肖像画家としても高く評価されています。本書はその多才な仕事ぶりをテーマ別に分析します。
●ヴァチカン観光で誰もがうちのめされる壮麗な壁画の全体像を収録
ルネサンス美術の頂点ともいわれるヴァチカン宮殿の幅8m級の壁画は観光スポットとしても人気。本書はその壁画を全て収録した唯一の入門書です。目 次
プロローグ ラファエッロの世界
1.聖母子の画家
2.大構図壁画家
3.素描家
4.神話画家
5.肖像画家
“ラファエッロの救済”第1章
生誕と修業時代
画家の家に生まれて
ペルジーノ工房へ弟子入り
自らの工房をかまえる
龍退治というテーマ
第2章
フィレンツェでの飛躍
神話と聖書世界の融合
レオナルド・ダ・ヴィンチからの影響
聖母子のヴァリエーション
レオナルド・ダ・ヴィンチからの影響
肖像画家としての成功
ミケランジェロからの影響
第3章
ローマでの君臨
ヴァチカン宮殿のスタンツェ
パトロンたちと、建築家としての活動●エピローグ ラファエッロ神話
1.新古典主義の理想形
2.バロックのマトリックス
3.愛された人
4.最晩年のラファエッロ
5.神格化と失墜
┣■本書の冒頭で紹介されている「酒樽の蓋に描かれた聖母子の絵」をまさに模写したものを所有していたりします。(^^ゞ 【メルカリ】にて譲って頂いた品で、サイズは4分の1(半分の直径30cm程)/マリア様の服装の色も異なっていたりしますが、なかなか趣があるものです。【英国】で入手したとお聞きしました。恐らくは蚤市などで売られていたのでしょうね。時代などそれっぽく似せているのでしょうから、古びた感はあれど比較的新しいものなのかもしれません。(苦笑) けれど良い飾り絵だと思います。 いろいろと勉強になりました。